【人気上昇中】フラットバーナーの類似品?ネイチャーハイク「シングルバーナー」の実力を試す!
フラットバーナーの類似品ってどうなの?
ネイチャーハイク「シングルバーナー」の実力は?
「シングルバーナー」のメリット・デメリットが知りたい!
IGT規格のテーブルに使える、Naturehike(ネイチャーハイク)の「シングルバーナー」をご存じでしょうか?まだ認知度は低いですが、フラットバーナーの代替品として注目されています。
本記事では、ネイチャーハイク「シングルバーナー」の基本情報、メリット・デメリット、そして従来のフラットバーナーとの比較を深堀りしていきます。
ネイチャーハイクの「シングルバーナー」は、フラットバーナーの対抗馬になりえるかどうか、比較・実力検証を行っていきます!
結論、ネイチャーハイク「シングルバーナー」を選択するのも『あり!』です。一番のメリットはバーナー上面に操作ボタンがあり点火・調整がカンタンに!しかし天面がフラットにならないデメリットも。
では本編で、詳しく解説していきます。
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Naturehike(ネイチャーハイク)とは?
Naturehike(ネイチャーハイク)は、2010年に設立された中国のアウトドア用品ブランドで、登山、キャンプ、旅行用品などを取り扱っています。
高い品質とコストパフォーマンスのバランスが特徴で、アウトドア初心者からベテランまで幅広いユーザーに支持されています。製品のデザイン性も魅力の一つです。
特に、その中でも、スノーピークのフラットバーナーに似た特徴を持つ(類似品である)シングルバーナーは、じわじわと人気が上昇中のアイテムになります。
ネイチャーハイク「シングルバーナー」の基本情報
Naturehike(ネイチャーハイク)「シングルバーナー」の基本情報として、特徴・スペック・販売サイトを解説していきます。
シングルバーナーの特徴
このシングルバーナーは、IGT(アイアン グリル テーブル)規格に対応しており、IGT互換のテーブルに組み込むことが可能です。これによりテーブルが簡単に調理スペースへと変わります。
さらに、バーナーの脚は折りたたみ式で、様々なテーブル上で直接使用することが可能です。操作部がバーナー本体の上面にあるため、簡単に使えて便利です。
今までは、IGT互換テーブルに直接セットできるバーナーは「フラットバーナー」のみでしたが、このシングルバーナーが登場したことで、ユーザーの選択肢が広がりました。
シングルバーナーのスペック
シングルバーナーのスペックは、折りたたみ時のサイズがW360×D315×H90mm、重量約2.2kgで、4000W(約3,440kcal/h)の高出力バーナー。
1リットルの水を約3分20秒で沸騰させることができ、ギガパワーガス500イソでは約120分間の連続燃焼が可能。
サイズ | <脚折りたたんだ状態>W360×D315×H90mm <脚を出した状態>W360×D315×H128mm |
重量 | 約2.2kg(収納ケースを除く) |
セット内容 | バーナー本体、収納ケース、ゴトク |
材質 | ステンレス・アルミニウム合金・スチール・プラスチック |
出力 | <CB缶-通常時>2700W(約2,320kcal/h) <CB缶-反転時>4000W(約3,440kcal/h) |
連続燃焼時間 | ギガパワーガス250イソ:約60分 ギガパワーガス500イソ:約120分 |
備考 | 湯沸しテスト:約3分20秒/1リットルで沸騰 |
シングルバーナーの販売サイト
ネイチャーハイクのシングルバーナーは、通販ショップ(Amazon・楽天・Yahoo!ショッピング)で購入することが可能です。
それぞれ会員になっている使いやすいサイトから、ポイント還元を活用してお得に購入できるサイトを選んでみてください。
販売サイト | ストア名 | 販売価格 | |
---|---|---|---|
Amazon | windhike Store | 14,058円(ブラック) ※10%クーポン適用後 | Amazonで見る |
楽天市場 | 名橋キッチン | 13,800円(ブラック) 11,980円(シルバー) | 楽天市場で見る |
Yahoo!ショッピング | タカショッピング店 | 13,800円(ブラック) 13,800円(シルバー) | Yahoo!で見る |
「シングルバーナー」と本家フラットバーナーとの比較
Naturehike(ネイチャーハイク)「シングルバーナー」と、本家「フラットバーナー」との仕様・スペック・外観・価格を比較していきます。
ネイチャーハイクのシングルバーナーは、フラットバーナーの類似品の位置付けですが、比較してみると異なる点が多いです
仕様の比較
フラットバーナーよりもシングルバーナーの方が、本体カラーが2種類、脚が折りたためる、操作部がバーナー上部、取っ手があるというメリットがあります。
ただし劣る点もあって、シングルバーナーは、本体の天板からゴトク・取手が出っ張っているため、調理器具の移動やフタをかぶせてフラットにできない点を確認しておきましょう。
項目 | Naturehike シングルバーナー | SnowPeak フラットバーナー |
---|---|---|
本体カラー | *ブラック・シルバー | 2種類1種類 *シルバーのみ |
収納のしやすさ | 折りたたみ式 | 組み立て式 |
操作部の位置 | バーナー上部 | バーナー下部 |
取っ手 | あり | なし |
天板からのでっぱり | あり *ゴトク・取手 | なし |
ガスカートリッジ | OD缶 | OD缶 |
収納時、フラットバーナーは組み立て式なので分解する必要がありますが、シングルバーナーの方は、脚を折りたたんでサッと収納ケースにしまうだけ。片付けしやすいのも魅力です。
スペックを比較
フラットバーナーよりもシングルバーナーの方が、出力は高め(約3,440kcal/h)ですが、バーナーの重量は約300g重たいです。
これらの差は大きいものではなく、バーナーの性能や持ち運びのし易さにはあまり影響しないでしょう。
項目 | Naturehike シングルバーナー | SnowPeak フラットバーナー |
---|---|---|
サイズ(脚あり) | W360×D315×H128mm | W410×D270×H110mm |
重量 | 約2.2kg(収納ケースを除く) | 1.9kg(収納ケースを除く) |
セット内容 | バーナー本体、収納ケース、ゴトク | バーナー本体、収納ケース、結束用バンド |
材質 | ステンレス・アルミニウム合金・ブラス・スチール | ステンレス、ブラス、アルミ、スチール、樹脂 |
出力 | 約2,320kcal/h(CB缶-通常時) 約3,440kcal/h(CB缶-反転時) | 3,000kcal/h |
連続燃焼時間 | ギガパワーガス250イソ:約60分 ギガパワーガス500イソ:約120分 | ギガパワーガス250プロイソ:約110分 ギガパワーガス500プロイソ:約210分 |
外観(デザイン)を比較
外観(デザイン)に関しては、個人の好みが大きく分かれるポイントです。
ネイチャーハイクのシングルバーナーは、家庭用のガスコンロを彷彿とさせるデザインを採用しており、天板上に配置された操作部により、点火や火力調整が簡単に行えます。
これは特にキャンプ初心者や使い勝手を重視するユーザーにとって魅力的です!
それに対して、フラットバーナーはアウトドア用にデザインされており、風防がなくても風の影響を受けないようにバーナー部が下がったデザインになっています。
最終的には、使用シーンや好みに合わせた選択が最適です。家庭用ガスコンロのような使い心地を重視するか、アウトドアに特化したデザインを優先するか、両方のバーナーの特長を考慮して決めましょう。
価格を比較
市場価格を見ると、フラットバーナーよりも、ネイチャーハイクのシングルバーナーの方が安い傾向があります。
今後変動する可能性がありますが、現在の最安値は「楽天市場_名橋キッチン店」の11,980円(シルバー)が一番お得に購入できます。
Naturehike シングルバーナー | SnowPeak フラットバーナー | |
---|---|---|
市場価格(税込) | 13,800円(ブラック) 11,980円(シルバー) *楽天市場_名橋キッチン店の販売価格 | 14,520円 |
楽天市場_名橋キッチン店のページはこちら
比較のまとめ
ネイチャーハイクのシングルバーナーと本家フラットバーナーの比較では、いくつかの異なる点があります。
ネイチャーハイクのシングルバーナーは、複数色、折りたたみ脚、上部操作部を備え、使いやすいが、ゴトクや取っ手の出っ張りがあります。対してフラットバーナーは、アウトドア特化のデザインで風に強い特徴があります。
性能ではシングルバーナーが出力が高いが少し重く、価格面ではシングルバーナーが一般的に安価です。使用シーンや好みによって選択するのが良いでしょう。
どちらのバーナーも一長一短があります。ご自身にあったバーナーを選んでみてください
ネイチャーハイク「シングルバーナー」のメリット
ネイチャーハイク「シングルバーナー」のメリットは7つ、それぞれ詳しく解説していきます。
- IGT互換テーブルにセット可能
- 点火・火力調整がしやすい
- 取手が上部にあり、使い勝手が良い
- 通常テーブルの上でも使用可能
- OD缶逆さセットで4000Wの高出力
- OD缶をワンタッチでバーナーにセット可能
- 取っ手付きの収納ケースで持ち運びラクラク
①IGT互換テーブルにセット可能
ネイチャーハイクのシングルバーナーは、IGT(アイアン グリル テーブル)規格にあうように作られているため、IGT互換テーブルに取り付けることができます。
これにより、ただのテーブルが調理テーブルに変身して、アウトドア料理をより快適で効率的なものにします。
②点火・火力調整がしやすい
シングルバーナーの上部に操作部が配置されているため、点火や火力の調整が直感的かつ簡単です。これにより、調理中のストレスが減少し、よりスムーズな調理が可能になります。
フラットバーナーでは、器具栓ツマミがテーブルの下にくるので、いちいち屈んで操作する煩わしさがありました。シングルバーナーではその点が改善されています!
③取手が上部にあり、使い勝手が良い
取手が上部に配置されているため、移動・持ち運びが非常に便利です。これは、キャンプサイト内でのバーナーの移動や、運搬時の手間を軽減します。
④通常テーブルの上でも使用可能
折りたたみ式の脚が付いているため、IGT互換テーブル以外にも、通常のテーブル上でも使用可能。
これにより、IGT互換テーブルを持っていない方でも、今あるお手持ちのテーブル上で使える特徴があります。気軽に調理スペースを増やしたい時に柔軟に対応できます。
⑤OD缶逆さセットで4000Wの高出力
OD缶を逆さにセットすることで、シングルバーナーは最大4000Wの高出力を実現。
これは、迅速かつ効率的な調理、特に大量の水を沸かす必要がある場合や、短時間での調理が求められるシチュエーションにおいて非常に役立ちます。
⑥OD缶をワンタッチでバーナーにセット可能
シングルバーナーは、ガスカートリッジをワンタッチでセットできるように工夫されています。CB缶を磁気ブラケットに簡単に取り付けることができ、調理の準備時間を短縮できます。
⑦取っ手付きの収納ケースで持ち運びラクラク
ネイチャーハイクのシングルバーナーには、使い勝手を考慮した収納ケースが付属しています。この取っ手付きケースのおかげで、バーナーの持ち運びが非常に簡単になります。
キャンプサイト間の移動や車への積み込み、さらには保管時の取り扱いが楽になるため、アウトドアでの利用はもちろん、オフシーズンの保管にも便利です。
ネイチャーハイク「シングルバーナー」の残念な点
ネイチャーハイク「シングルバーナー」の残念な点は2つ、それぞれ詳しく解説していきます。
- ゴトク・取手が出っ張っている
- 品質・保証が少し心配
①ゴトク・取手が出っ張っている
「シングルバーナー」における注意点の一つは、ゴトクと取手の出っ張りです。特にテーブルを使用していない状態や調理中には、これらが邪魔になる可能性があります。
この点については、コンロを使う時以外はテーブルから外しておくなどの対処が必要です。シングルバーナーには取手が付いており、着脱はしやすいので苦にはならないでしょう。
②品質・保証が少し心配
「シングルバーナー」についてのレビューでは、一部のユーザーから品質に関する懸念が指摘されています。特に、製品の一部ビスが緩んでいたり、外れていたりするケースが報告されています。
これは、中華製品特有の品質管理の問題を示している可能性があり、購入を検討する際には注意が必要です。
しかしながら、このような問題は、適切な対処で解決可能です。もし問題が発生した場合、メーカーの保証によりサポートを受けることができます。
その他、Amazonのレビューで「火力調整に少しタイムラグがある」との書き込みがありましたが、この点は問題なく動作することを確認しています。
(※2023年12月にAmazonで注文して購入した商品で確認済。火力調整は改良されたものと推察します)
ネイチャーハイク「シングルバーナー」の使い方
ここではシングルバーナーの使い方として、「IGT互換テーブルにセットして使用する方法」「脚を出して通常テーブルで使用する方法」「点火・火力調整する方法」を解説します。
IGT互換テーブルにセットして使用する方法
脚を出して通常テーブルで使用する方法
点火・火力調整する方法
ネイチャーハイク「シングルバーナー」でCB缶は使える?
ネイチャーハイクの「シングルバーナー」にCB缶を使用することは、一定の条件下で可能ですが、いくつかの重要なポイントを理解する必要があります。
まず、ネイチャーハイクのシングルバーナーは、公式にはOD缶の使用を推奨しています。これは、製品設計や安全基準がOD缶に基づいているためです。
しかし、キャンピングムーンの変換アダプタを使用することで、CB缶をシングルバーナーに接続し利用することは実際には可能です。
この方法での使用は公式にはサポートされていないため、万が一のトラブルや事故に関しては自己責任となります。安全性やバーナーの性能を完全に保証するものではないことを理解した上で、使用することが重要です。
まとめ | このバーナー、選択肢として『あり』
ネイチャーハイクのシングルバーナーについて総合的に見ると、その使い勝手の良さと経済性は非常に魅力的です。
IGTテーブルとの互換性や、直感的な操作性はアウトドアでの調理を簡単にし、快適なキャンプ体験を提供します。さらに、持ち運びや収納の便利さも、多くのキャンパーにとって重要な要素です。
一方で、ゴトクや取手の出っ張り、品質に関する一部の懸念点がありますが、これらは製品の使用法や個別の対処で克服可能な問題です。
CB缶の使用も変換アダプタを通じて可能ですが、公式のサポート外であるため、自己責任での使用が前提となります。
結論として、ネイチャーハイクのシングルバーナーは、特にコストパフォーマンスを重視するキャンパーにとって魅力的な選択肢です。
実際に使ってみて、選択肢として「アリ!」と判断しました!
以上となります。皆さんが良いアウトドアライフを過ごせますように!
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