アラジンストーブの【後悔しない】選び方!評判・口コミの情報も紹介
イギリス生まれのブルーフレーム(青い炎)が美しいブランド『Aladdin(アラジン)』。人気の理由は、昔ながらのレトロな雰囲気、かわいらしいデザイン、そして丸い窓から見える青い炎にあります。
懐かしくもあり、癒しを与えてくれるアラジンストーブは、昔から現在にいたるまで、多くの人々に愛用されてきました。
本記事では、「後悔しないアラジンストーブの選び方」として、アラジンストーブの特徴・魅力、評判・口コミの情報(メリット・デメリット)をお伝えして、後半に人気のあるアラジンストーブのラインナップをご紹介します。
- アラジンストーブの特徴・魅力がわかる!
- アラジンストーブの評判・口コミがわかる!
- アラジンストーブの残念な点や注意点がわかる!
- アラジンストーブで人気のあるラインナップがわかる!
私はアラジンの「ポータブル ガス ストーブ」をキャンプで愛用してますよ!冬に大活躍の癒しのストーブです。
では詳しく解説していきます。
アタジンストーブとは
アラジンストーブといえば、石油ストーブ「ブルーフレームヒーター」が原点であり、90年売れ続けてきた歴史のあるストーブです。
この歴史あるアラジンストーブについて、現在はどこのメーカーが製造・販売を手掛けているのか、解説していきます。
アラジンストーブの歴史
1919年に英国アラジン社を設立、そこから石油ストーブの研究開発に着手して、1930年代にブルーフレームヒーターが完成します。
このイギリスで誕生したブルーフレーム(青炎)は、現在にいたるまで 90年余り、原型を維持しながら多くの人々の愛されてきたストーブです。
90年余り人々に支持されてきた製品はそうは無いですよね。現在でもファンがいるということはスゴイ!
1970年代には日本アラジン社が設立され、反射型ストーブ「シルバークイーン」、「シルバーウイング」が発売。
2010年代には電気暖房「グラファイトヒーター」を販売。※アラジンの特許技術「遠赤グラファイト」を搭載
2018年ブランド「千石アラジン」が誕生し、カセットボンベを使用した「ポータブル ガス ストーブ」を発売しました。
アラジンストーブはどこのメーカー?
歴史をたどっていくと生まれはイギリスですが、現在は「日本エー・アイ・シー株式会社」がアラジンブランドの権利を譲り受け、仕入及び販売をしています。
ストーブの製造は「株式会社千石」が担っており、自社ブランドとして『Sengoku Aladdin(センゴクアラジン)』に力をいれ、暖房機器や調理器具などの商品を展開。
「株式会社千石」は、長年大手メーカーのOEMで家電製品を受託してきた技術力で高い評価を得ています。また特許技術「遠赤グラファイト」を有するなど、独自の開発力がある製造メーカーです。
「株式会社千石」は、ストーブだけではなく、おしゃれなトースター、カセットコンロも手掛けています。
アラジンストーブの種類、ラインナップは?
アラジンのストーブは燃料別に「石油」「ガス」「電気」の3種類に分けられます。分かりやすく一覧表にまとめると、下記になります。
見たい商品が決まっている場合は、ページ内ジャンプにある「詳細記事へジャンプ」をクリック
ストーブの種類 | 使用燃料 | 商品名 | ページ内ジャンプ |
---|---|---|---|
石油ストーブ | 灯油 | ブルーフレームヒーター | ブルーフレームヒーターの 詳細記事へジャンプ |
ガスストーブ | カセットボンベ | ポータブルガスストーブ | ポータブルガスストーブの 詳細記事へジャンプ |
電気ストーブ | 電気 | 遠赤グラファイトヒーター | 遠赤グラファイトヒーターの 詳細記事へジャンプ |
アラジンストーブの後悔しない選び方
ここではアラジンストーブの「後悔しない選び方のチェックポイント」「性能・機能の比較表」「具体的な選び方」について説明します。
後悔しない選び方のチェックポイント
比較する性能・機能のポイントは下記の9つ。
- あたたかくなる範囲
- 発熱量
- 立ち上がり
- におい
- 設置スペース
- 燃料を入れる手間
- 連続燃焼時間
- 停電時の使用
- 価格
後悔しない選び方のチェックフロー \ここをクリックすると開きます/
「あたたかくなる範囲」「発熱量」「立ち上がり」「連続燃焼時間」の性能をみて、あたためたい空間のサイズに合ったものを選びましょう。
「設置スペース」をみて、置くスペースがあるか確認しておきましょう。また収納できるスペースも確保できるかどうかも大事なポイントです。
「におい」「燃料を入れる手間」「停電時の使用」をみて、ストーブのデメリットを把握しておきましょう。
例えば『灯油ストーブ』では、「におい」「燃料を入れる手間」があります。この点が許容できない方は、他の種類からストーブを選びましょう。
アラジンストーブの価格を確認しておきましょう。デザイン・機能が良い分、コストもかかっているので、少し高い価格帯になっています。
アラジンストーブを購入して得られるもの(メリット)と、残念な点(デメリット)を確認します。残念な点(デメリット)は使っていく上で許容できるかどうか、が最終的に選ぶポイントがあります。
アラジンストーブの選び方① | 石油・カセットガス・電気ストーブの比較
ここでは、アラジンストーブの後悔しない選び方として、「石油ストーブ」「カセットガスストーブ」「電気ストーブ」の種類別に、性能・機能を比較していきます。
石油ストーブ | 石油ストーブ | カセット ガスストーブ | カセット ガスストーブ | 電気ストーブ | |
---|---|---|---|---|---|
商品名 | ブルーフレームヒーター | タイマー付き石油ストーブ | ポータブル ガスストーブ | シルバークイーン | 遠赤グラファイトヒーター |
製品写真 | |||||
あたたかくなる範囲 | 部屋全体 (対流式) | (反射式) | 前方のみ部屋全体 (対流式) | 前方のみ (反射式) | (反射式) | 前方のみ
発熱量 | 2.68kW | 2.80kW | 2.0kW | 1.4kW | 1000W |
立ち上がり | じんわり | じんわり | 早い | 早い | かなり早い |
におい | 出る | 出る | わずかに出る | わずかに出る | 出ない |
設置スペース | 大きい | コンパクト | そこそこコンパクト | そこそこコンパクト | そこそこコンパクト |
燃料を入れる手間 | あり | あり | ワンタッチ | ワンタッチ | なし |
連続燃焼時間 | 15時間 | 14.7時間 | (強~弱) | 1.6~4.3時間(強~弱) | 2.5~7時間(連続運転可) |
停電時の使用 | できる | できる | できる | できる | できない |
価格 | 5~6万 | 3万 | 3~4万 | 3~4万 | 1~3万 |
ECサイトで 見る | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る |
各ストーブを比較すると、メリット・デメリットが明確になります。自分の使い方に合ったストーブを選択して、デメリットもちゃんと確認した上で、購入検討に入りましょう。
例えば石油ストーブのブルーフレームヒーターでは、発熱量は申し分ないのですが、灯油ならではの手間やにおい、価格が他と比べて高い、設置スペースが必要といった、デメリットがあります。
これらのデメリット把握して、許容できるかどうか判断した上で選択することが、後悔しない選び方といえます。下記にメリット・デメリットをまとめています。
石油ストーブのメリット・デメリット
カセットガスストーブのメリット・デメリット
電気ストーブのメリット・デメリット
これらのメリット・デメリットを確認して、自分の使い方に合ったストーブを選びましょう。
アラジンストーブの選び方② | 「対流式」と「反射式」の違い
アラジンストーブを具体的に選ぶ際に、確認しておくべきポイントは「対流式」と「反射式」どっちを選択するかです。まずは違いを説明します。
対流式とは、ストーブの中心に火を燃やす部分があり、全周方向に熱が伝わるようになっています。部屋の中央に置いて、対流によって部屋全体を効率的にあたためます。
対して反射式は、火を燃やす部分の奥に反射板があり、この反射板によってストーブの前方があたたかくなります。また反射式のストーブは「輻射熱」によって、じんわりとあたたかくなるのが特徴です。
「対流式」と「反射式」のは下記のような特徴があります、確認して使う用途にあったものを選びましょう。
対流式 | 反射式 | |
最適な部屋の広さ | 広い ※目安:10畳以上 | 狭い ※目安:10畳以下 |
暖まり方 | 全周方向 | 前方 |
最適な置き場 | 部屋の中央 | 部屋の壁際 |
対流式はこんな方にオススメ
- あたためたい部屋の広さが10畳以上
- 部屋の中央にストーブを置くことができる
- ストーブの前方だけではなく、全周方向あたためたい
反射式はこんな方にオススメ
- あたためたい部屋の広さが10畳以下
- 部屋の中央にストーブを置くスペースがない
- ストーブの前方のみ、あたたかくなればよい
アラジンストーブの特徴、安全性、デメリット、評判・口コミ
アラジンストーブの人気ラインナップを、石油・カセットガス・電気ストーブの種類別に紹介します。
また種類別に、アラジンストーブの「スペック」「特徴・魅力」「安全性」「残念な点(デメリット)」「評判・口コミ」について詳しく解説していきます。
【石油ストーブ】ブルーフレームヒーター
ブルーフレームヒーターといえば、90年前から変わらない完成されたデザインが特徴。レトロな雰囲気とスタイリッシュさを兼ね備えており、ブルーフレーム(青い炎)が心も温めてくれます。
対流方式により、ストーブ機器の全周りにわたって熱が出るので、効率的に空間全体をあたたかくできる魅力があります。
ブルーフレームヒーターのスペック
製品名 | ブルーフレームヒーター | タイマー付き石油ストーブ |
---|---|---|
本体寸法 | 幅388×奥行405×高さ551mm | 幅345cm×奥行327×高さ496mm |
品番 | BF3911(G)(W)/BF3912(K) | CAP-U289 |
カラー | グリーン / ホワイト / ブラック | グリーン |
使用燃料 | 灯油(JIS1号灯油) | 灯油(JIS1号灯油) |
発熱量・暖房出力 | 2.68kW / h(2500kcal / h) | 強2.8kw~弱1.87kw |
本体重量 | 8.5kg(タンク空時)/ 11.8kg(タンク満時) | 7.6kg(タンク空時) |
タンク容量(消費量) | 4.1L(0.26ℓ / h) | 4.0L |
安全装置 | 対震自動消火 | 対震自動消火 給油時自動消火 |
連続燃焼時間 | 15時間 | 約14.7時間 |
点火装置 | × | 高圧放電点火 |
付属品 | 収納カバー、しんクリーナー | ー |
ブルーフレームヒーターの特徴・魅力
- 90年前から変わらない完成されたデザイン
- アラジングリーンがデザインとマッチして、おしゃれを演出
- 対流方式により、効率的に空間全体をあたたかくできる
- 灯油満タンから15時間継続燃焼が可能
- 灯油燃焼時の水蒸気で空気を加湿
ブルーフレームヒーターの安全性
- 点火・消火時のいやなニオイを感じさせない「においの発生を抑える設計」
- 地震の際は自動で消化する「対震自動消火装置」
- 一酸化炭素や、臭いの基となる炭化水素を低減する「排ガス浄化触媒搭載」
ブルーフレームヒーターの残念な点
- 本体の価格が高い(5~6万円の価格帯)
- 給油に手間がかかる(灯油の購入、運搬、タンクの保管場所など含む)
- 芯の定期的なメンテナンスが必要
- 設置、収納スペースに場所をとる
ブルーフレームヒーターは魅力あふれるストーブですが、残念な点(デメリット)もあります。灯油ストーブならではの「給油に手間がかかる」「メンテナンスが必要」はしっかり確認しておきたいところです。
アラジンの石油ストーブで反射型を選ぶならこちら
【カセットガスストーブ】ポータブル ガス ストーブ
ブルーフレームヒーターのDNAをそのままに小型化したかわいらしいデザイン、コンパクトで持ち運びしやすいガスストーブです。
カセットボンベ式で燃料が入手しやすい、いつでもどこでも使いやすいストーブで、屋内はもちろん、アウトドアでも活躍してくれるアイテムです。
ポータブル ガス ストーブのスペック
製品名 | ポータブル ガス ストーブ | ポータブル ガス ストーブ シルバークイーン |
---|---|---|
本体寸法 | 幅330×奥行335×高さ386mm | 幅370×奥行296×高さ335mm |
品番 | SAG-BF02A(R)(Y)(G)(W)(K) | SAG-SQ01A(K) |
カラー | レッド/イエロー/グリーン(販路限定色)/ホワイト(販路限定色)/ブラック(アラジンダイレクトショップ限定色) | ブラック |
使用燃料 | カセットボンベ | カセットボンベ |
発熱量・暖房出力 | 2.0kW(1700kcal / h)〜0.8kW(690kcal / h) | 1.4kW(1204kcal / h)〜0.5kW(430kcal / h) |
本体重量 | 約5.7 kg | 約4.2 kg |
タンク容量(消費量) | × | × |
安全装置 | 圧力感知安全装置、不完全燃焼防止装置、転倒時消火装置、立消え安全装置 | 圧力感知安全装置、不完全燃焼防止装置、転倒時消火装置、立消え安全装置 |
連続燃焼時間 | 弱:260分/強:100分 | 弱:420分 / 強:150分 |
点火装置 | 圧電点火方式 | 圧電点火方式 |
着脱方式 | マグネット式 | マグネット式 |
付属品 | 収納袋 | 収納袋 |
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ポータブル ガス ストーブの特徴・魅力
- ブルーフレームをモチーフにしたかわいらしいデザインデザイン
- 小さくてもブルーフレームが楽しめる
- トルネードバーナー搭載で、効率的に空間をあたたかくできる
- コンパクトで持ち運びが楽ちん
- カセットボンベ式で燃料が入手しやすい
ポータブル ガス ストーブの安全性
- 「圧力感知安全装置」:ガス缶の異常加熱による高圧力を感知して自動的に消火
- 「不完全燃焼防止装置」:酸素濃度が低下した場合に、自動的に消火
- 「転倒時消火装置」:機器が倒れたり、強い衝撃を感知して自動的に消火
- 「立消え安全装置」:強い風などで、使用中に炎が消えたときに自動でガスを遮断
ポータブル ガス ストーブの残念な点
- 燃費が石油ストーブに比べると悪い
- 発熱量(あたたかさ)が石油ストーブに比べ劣る
- 使える時間が短い(カセットボンベ1本あたり)
- それなりに重たい(本体重量:約5.7kg)
ポータブル ガス ストーブは、石油ストーブに比べて扱いやすいく、コンパクトで持ち運びがラクラク。デメリットは、石油ストーブに比べて発熱量が劣ること、使える時間が短い点があります。
キャンプで気軽に使えるストーブを選ぶなら、カセットガスストーブをおすすめ。春や秋の暖房器具として頼りになるストーブです。
アラジンのカセットガスストーブで反射型を選ぶならこちら
【電気ストーブ】遠赤グラファイトヒーター
アラジン独自の技術である「遠赤グラファイトヒーター」を搭載した電気ストーブは、起動わずか0.2秒ですばやく立ち上がる特徴があります。
デザインもアラジンカラーであるグリーンがあり、レトロな佇まいはどこか懐かしい印象を受けます。
製品名 | 遠赤グラファイトヒーター (2灯管) | 遠赤グラファイトヒーター (1灯管) | 遠赤グラファイトヒーター (トリカゴ) |
---|---|---|---|
本体寸法 (横置き時) | 幅320×奥行350×高さ703mm | 幅300×奥行300×高さ884mm | 幅190×奥行190×高さ548mm |
品番 | CAH-2G10E(G)(W) | CAH-1G9C(G)(W) | CAH-G42GC(G)(W) |
カラー | グリーン / ホワイト | グリーン / ホワイト | グリーン / ホワイト |
消費電力(電源) | 1000W(AC100V) | 900W(AC100V) | 400W(AC100V) |
パワー切替 | 1000W / 700~300W | 900W / 700~250W | 400W / 200W |
タイマー | 0.5〜8時間 | 0.5〜8時間 | × |
本体重量 | 約6.7kg | 約3.5kg | 約1.6kg |
コードの長さ | 2.0m | 1.8m | 2.3m |
縦横ローテーション | ○ | × | × |
防滴仕様 | × | × | ○ |
自動首振り | ○ | ○ | × |
シャットオフセンサー | ○ | ○ | × |
自動オフタイマー | 8時間で自動オフ | 8時間で自動オフ | × |
転倒オフスイッチ | 光センサー式 | 光センサー式 | ボール式 |
その他安全装置 | チャイルドロック | チャイルドロック | 過度過昇防止装置、大型ガード |
遠赤グラファイトヒーターの特徴・魅力
- アラジンらしいレトロなデザイン
- 「遠赤グラファイト」ですばやく立ちあがる
- 本体のサイズが小さいので、持ち運びがラクラク
遠赤グラファイトヒーターの安全性
- 障害物を検知する機能「シャットオフセンサー」
- 本体が倒れたり、振動を感知すると電源OFF「転倒センサー検知」
遠赤グラファイトヒーターの残念な点
- 放射範囲が狭い(空間全体をあたためるのが苦手)
- 発熱量(あたたかさ)が石油ストーブに比べ劣る
電気ストーブは、石油・カセットガスストーブと比べて、燃料の補充が必要がないので、誰でも気軽に使えます。デメリットは発熱量が少し劣るので、大きな部屋をあたためるのが苦手な点です。
10畳以下の部屋で、ストーブ正面があたたかくなれば良いという方に、おすすめします。
グラファイトヒーター1灯管で選ぶならこちら
コンパクトで選ぶならこちら
まとめ | 【後悔しない】アラジンストーブの選び方
本記事では、アラジンストーブのメリット(特徴・魅力)、デメリットや注意点をお伝えして、後悔しない選び方を紹介しました。
メリット・デメリットを確認して、自分のイメージに合うかどうか、使うイメージができるかどうかが購入のポイントだと考えています。
アラジンストーブは、シンプルで飽きのこないデザイン、丸いシルエットから見えるブルーフレーム(青い炎)は、見ていて温かく、どこか癒される不思議な魅力があります。
アラジンの魔法(ブルーフレーム)で癒されましょう!
以上となります。最後までよんでいただき、ありがとうございました。
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