【SOTO新作】TrekMaster(ST-331)|軽量・高火力の山岳用CB缶ストーブの実力とは?

登山や雪山でのバーナー選びは、軽さ・火力・信頼性がカギ。そんな中、SOTOから登場したのが新作「TrekMaster(トレックマスター)ST-331」です。
このモデルは、CB缶対応ながら高地や低温でも安定燃焼を実現する液出し式ストーブ。従来のCB缶バーナーの弱点を見事にカバーしています。
注目は、約195gの軽量設計、分離型ならではの安定感、そしてCB TOUGH缶の火力を最大限に引き出せる構造。さらに、あえてイグナイターを省いた設計で、高所でも信頼性を維持します。
本記事では、TrekMaster ST-331の魅力とスペックを詳しく解説しつつ、人気モデルST-350(TriTrail)との比較も交えて紹介します。

登山用バーナー選びで迷っている方は、ぜひチェックしてみてください!


TrekMaster(ST-331)とは?SOTO山岳用ストーブの魅力


SOTOの登山バーナーに新たな選択肢が加わりました。TrekMaster(トレックマスター)ST-331は、これまでのCB缶モデルとは一線を画す設計で、山岳環境での安定性と実用性を追求した一台です。
ここでは、その開発背景やSOTOのこだわりをふまえ、このモデルが“山で選ばれる理由”を解説していきます。
SOTOが目指した「日本の山をもっと身近に」


SOTOが掲げる「日本の山をもっと身近に」という理念。その想いは、山で使いやすく、信頼できる道具づくりに表れています。登山は軽さも大事ですが、過酷な環境で確実に火を使える安心感が不可欠。
TrekMaster(ST-331)は、そんな現場の声に応えた、本格登山向けのCB缶バーナーです。
TrekMaster(ST-331)のコンセプトと特徴まとめ


TrekMaster(ST-331)は、山岳環境に適したCB缶バーナーとして開発されたモデルです。液出し燃焼による安定した火力、わずか約195gの超軽量設計、そして分離型ならではの低重心で、不整地でもしっかり自立。
あえてイグナイターを省くことで高所での信頼性を確保し、燃料もシーンに応じて選べるなど、登山者の実用性を徹底的に追求した一台です。
TrekMaster(SOTO/ST-331)の基本スペック




ここからは、SOTO TrekMaster(トレックマスター)ST-331のサイズや重量、発熱量などの基本スペックをチェックしていきましょう。
SOTOのCB缶対応の山岳用ストーブとして、どのような性能を備えているのか。使用シーンに応じた燃料の選び方や、登山装備に組み込むうえで気になる携行性のポイントもあわせて解説します。
サイズ・重量・材質などの仕様一覧


TrekMaster(ST-331)は、携行性と耐久性のバランスに優れた設計が特徴です。登山装備に無理なく収まるコンパクトな収納サイズと、約195gという軽量ボディは、山行での負担を最小限に抑えてくれます。
使用時と収納時のサイズ差や、各パーツの素材にも注目しながら、スペックを一覧でチェックしてみましょう。
項目 | 詳細 |
---|---|
製品名 | SOTO TrekMaster(トレックマスター)ST-331 |
使用時サイズ | 幅500 × 奥行140 × 高さ105mm(ホース含む) |
収納時サイズ | 幅90 × 奥行70 × 高さ105mm(ホース含む) |
重量 | 約195g |
材質 | バーナー・器具栓つまみ・ゴトク:ステンレス ボンベホルダー:樹脂 収納ポーチ:タイベック |
発熱量(出力) | 最大3.0kW(2,600kcal/h)※ST-711・ST-712使用時 |
使用燃料 | SOTO専用CB缶(ST-711、ST-712、ST-760、ST-700) |
使用時間(目安) | 約0.5〜1.5時間(燃料の種類により異なる) |
点火方式 | マッチやフリント式ライターなど外部点火(圧電装置なし) |
付属品 | 収納ポーチ(タイベック製) |
耐荷重 | 2kg |


対応燃料と火力の違い(ST-711/712/760/700)


TrekMaster(ST-331)は、SOTO製のCB缶すべてに対応しており、使用するボンベの種類によって火力や燃焼時間が変化します。
高出力が必要な冬山ではCB TOUGH缶(ST-711/712)、コストを抑えたい場面ではレギュラー缶(ST-700)と、シーンに応じて選べるのが大きな魅力です。
ここでは、それぞれのボンベを使った際の発熱量や使用時間の違いを比較してみましょう。
CB缶の種類 | 発熱量(出力) | 使用時間(目安) | 特徴 |
---|---|---|---|
ST-711 (CB TOUGH125) | 3.0kW(2,600kcal/h) | 約0.5時間 | 高出力モデル。寒冷地や高所向け。 |
ST-712 (CB TOUGH220) | 3.0kW(2,600kcal/h) | 約1.0時間 | 容量大きめで長時間使用に対応。 |
ST-760 (パワーガス) | 2.8kW(2,400kcal/h) | 約1.2時間 | バランス型。標高・気温問わず安定。 |
ST-700 (レギュラー) | 2.3kW(2,000kcal/h) | 約1.5時間 | コスパ重視。低地・春夏の登山に最適。 |
TrekMaster(ST-331)の発売日・価格・購入方法まとめ


SOTO「TrekMaster(トレックマスター)ST-331」は、2025年春に登場した注目の新作バーナー。軽量・コンパクトな山岳用分離型ストーブとして、発売前から登山者の間で高い関心を集めていました。
以下に、発売日・価格・販売方法などの情報をまとめます。
製品情報まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
発売日 | 2025年5月16日(金) |
価格(税込) | 12,870円 |
型番 | ST-331 |
メーカー | 新富士バーナー株式会社(SOTOブランド) |
購入方法・販売店
- SOTO公式オンラインショップ
- 大手ECサイト
- Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピング 等
- アウトドア専門店(実店舗・通販サイト)
- WILD-1、エイアンドエフ、好日山荘など
※人気商品のため、初回は在庫が限られる場合があります。発売日直後の購入を検討している方は、事前の入荷情報や予約状況をチェックするのがおすすめです。
TrekMasterは、登山や雪山といった過酷な環境でも信頼して使えるCB缶ストーブです。気になる方は、本格的な山行を楽しむ方は、ぜひ早めにチェックしておきましょう。
TrekMaster(SOTO/ST-331)の注目ポイント5選


SOTOのTrekMaster(トレックマスター)ST-331は、単に“軽くて火力が強い”だけのバーナーではありません。登山や雪山といった過酷な環境でも「確実に使える」ことを徹底的に追求したCB缶バーナーです。
ここでは、そんなTrekMasterの魅力の中から、登山者目線で特に注目したい5つのポイントをわかりやすく紹介します。
【ポイント①】液出し燃焼による安定した火力


TrekMaster(ST-331)の最大の特徴は、液出し燃焼構造を採用している点です。これは、ガスを液体のままバーナーへ送り、内部のジェネレーターで気化させて燃焼させる仕組み。
一般的な気化式CB缶バーナーとは異なり、気温が低い環境でも火力の低下(ドロップダウン)を抑えて、安定した出力を維持できるのが強みです。
とくに以下のような場面で、その効果が実感できます。
- 氷点下や雪山など、寒冷地での使用
- 高所での調理や湯沸かし
- 長時間の連続使用時に火力が落ちにくい
これにより、CB缶ながらOD缶モデルに匹敵する安定性を発揮。CB TOUGH缶との組み合わせであれば、さらに火力性能を最大化できます。
寒冷地でもしっかりと湯を沸かしたい、調理の途中で火力が弱まって困りたくない——そんな登山者にとって、TrekMasterの液出し構造はまさに頼れる存在といえるでしょう。
【ポイント②】約195gの超軽量&コンパクト収納


登山装備では「1gでも軽く」が基本。TrekMaster(ST-331)は、わずか約195gという驚きの軽さを実現し、装備の軽量化に貢献します。分離型バーナーとしては非常に軽く、バックパックの重量を抑えたい登山者にとって大きなメリットです。
収納サイズも優秀で、幅90×奥行70×高さ105mmと、450mlクラスのマグカップにすっぽり収まるほどコンパクト。
これにより、以下のような恩恵があります:
- 荷物を圧迫せず、パッキングがしやすい
- ギアをまとめやすく、ソロ装備にも最適
- 小型ストーブながら調理時の安定感もしっかり確保
登山やトレッキングでは、軽さと収納性はそのまま行動力に直結します。持ち運びのストレスがなく、必要なときにすぐ使える。そんな実用性が、TrekMasterの魅力です。
【ポイント③】高地・冬山でも信頼できる「非イグナイター」設計


多くのバーナーに採用されている圧電点火装置(イグナイター)は、便利な反面、高所や厳寒環境で作動しにくい・故障しやすいというリスクもあります。
TrekMaster(ST-331)は、あえてこのイグナイターを排除し、外部点火を前提としたシンプルな構造を採用。これにより、過酷な環境下でも信頼して使える設計になっています。
特徴 | 非イグナイター設計によるメリット |
---|---|
高所・寒冷地対応 | 気圧や気温の影響を受けず、確実な点火が可能 |
トラブル回避 | イグナイター故障による「火がつかない」リスクを排除 |
軽量化・堅牢性 | 機構がシンプルになり、重量と破損リスクを軽減 |
登山で最も避けたいのは、「いざという時に使えない」こと。TrekMasterは、道具としての本質を見極めた設計で、登山者の信頼に応えてくれます。
【ポイント④】低重心&分離型で安定感抜群


TrekMaster(ST-331)は、地面に近い位置にバーナー本体を設置できる低重心設計の分離型ストーブ。不整地や傾斜のある場所でも、安心して調理ができるのが大きな魅力です。
安定性を高めるポイントは以下の通りです:
- 使用時の高さは約105mm
- 鍋を載せても重心が低く、転倒しにくい
- 分離型ホース構造
- ガス缶の重みが本体にかからず、揺れに強い
- ステンレス製ゴトク採用
- 熱に強く、安定した五徳で安心して調理可能
安定性は、調理のしやすさだけでなく、ガス缶転倒による事故リスクの軽減にもつながります。特に岩場や雪面などの不安定な地面では、その安心感を実感できるはずです。
【ポイント⑤】コストパフォーマンスに優れるCB缶対応


TrekMaster(ST-331)は、登山用バーナーとしては珍しく、全モデルCB缶(カセットボンベ)に対応しています。
CB缶は手に入りやすく、価格も安いため、燃料コストを抑えたい登山者にとって大きな魅力。
しかも、ST-331は液出し燃焼構造+CB TOUGH缶対応により、寒冷地でも安定した火力を発揮でき、性能面でも妥協がありません。
CB缶対応の主なメリットは以下の通りです:
メリット | 内容 |
---|---|
入手しやすい | コンビニ・スーパーなどでも手軽に入手可能 |
安価で経済的 | OD缶に比べて価格が安く、継続使用に向いている |
燃料の使い分けができる | 用途に応じてCB TOUGH缶やレギュラー缶を選べる柔軟性 |
専用設計で火力も安定 | 液出し構造により、CB缶でもドロップダウンを抑えて安定燃焼 |
登山装備ではどうしてもコストがかさみがちですが、TrekMasterは性能と経済性を両立した、実用性重視の一台です。
TrekMaster(ST-331)の気になるデメリット・注意点


TrekMaster(ST-331)は高性能で信頼性の高いバーナーですが、実際に使ってみると「ここは人によって好みが分かれそうだな」と感じる点もあります。
使い勝手をより良くするためにも、あらかじめ知っておきたい注意点や工夫が必要なポイントをチェックしておきましょう。
圧電点火装置がない点は不便?
TrekMaster(ST-331)は、あえて圧電点火装置(イグナイター)を非搭載とする設計が特徴です。これは高所や寒冷地における信頼性を重視した判断ですが、使い手によっては不便に感じる場面もあります。
この仕様に関するポイントを整理すると、以下のとおりです:
メリット | デメリット |
---|---|
高所・寒冷地でも点火トラブルが起きにくい イグナイターの破損リスクを排除 構造がシンプルになり、軽量化・耐久性に寄与 | ワンタッチ点火ができず、毎回ライターやマッチが必要 初心者にはやや扱いづらい印象を与える可能性あり |
TrekMaster(ST-331)は、「確実に着火できる道具であることを最優先に設計された本格派モデル。多少の手間はあっても、過酷な環境で信頼できる一台を求める方に向いています。
着火の工夫とおすすめライター
圧電点火装置がないST-331は、毎回ライターやマッチで火をつける必要がありますが、信頼性の高い点火道具を選べば、運用上の不便さは大きく軽減できます。
以下に、ST-331と相性の良い点火器具と、使い方の工夫をまとめます:
- おすすめの着火道具:
- フリント式ライター(ヤスリを擦って火花を出すタイプ)
→ 電子式と比べて低温でも着火しやすく、高所登山にも対応 - マッチ+防風ケース
→ 強風下でも火が消えにくく、信頼性が高い - 点火棒(スパーク式のアウトドアライター)
→ 長くて扱いやすく、ゴトク越しの着火に便利
- フリント式ライター(ヤスリを擦って火花を出すタイプ)
- 着火をスムーズにする工夫:
- あらかじめガスを少し出しておき、火花と同時に点火
→ 一発着火がしやすくなる - ゴトクの隙間を活用して、下から火をつけると安定
→ 上からより安全かつ確実に点火できる
- あらかじめガスを少し出しておき、火花と同時に点火
これらを備えておけば、イグナイター非搭載という仕様をむしろ「信頼性の高さ」として活かすことが可能です。
不便に感じるかどうかは、選ぶ道具とちょっとした工夫次第です。
風防が内蔵されていない点に注意
TrekMaster(ST-331)は軽量化を優先した構造のため、本体に風防が備わっていません。そのため、風の強い稜線や開けた場所で使用する場合には、別途ウインドスクリーンなどの風防対策が必要です。
これは携帯性とのトレードオフでもありますが、安定した燃焼を保つためには環境に応じた工夫が不可欠です。風防を追加すれば、より安心して使えるギアになります。
TrekMaster ST-331とST-350(TriTrail)を徹底比較!


SOTOの登山用CB缶ストーブには、TrekMaster(ST-331)とTriTrail(ST-350)の2モデルがあります。
どちらも登山やトレッキング向けに設計された軽量モデルですが、構造や使い勝手には大きな違いがあります。
ここでは、「分離型のTrekMaster」「一体型のTriTrail」それぞれの特徴やスペックを比較しながら、どんな人にどちらが向いているのかをわかりやすく解説していきます。



購入前に悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてください。
概要と特徴の比較(分離型 vs 一体型)
TrekMaster(ST-331)は分離型ストーブ、TriTrail(ST-350)は一体型ストーブという大きな構造の違いがあります。
この違いは、使用時の安定性や携行性、操作性などに明確に表れるため、選ぶ際の重要な判断基準になります。
項目 | TrekMaster(ST-331) 〈分離型〉※バーナーとガス缶がホースで分離 | TriTrail(ST-350) 〈一体型〉※バーナーとガス缶が直結 |
---|---|---|
安定性 | 低重心で安定感抜群 | 高さがあり、やや不安定 |
携行性 | 収納は小さいがホース分ややかさばる | 一体型でパッキングしやすい |
着火の手軽さ | ライターなど別途必要 | 圧電点火装置でワンタッチ着火 |
寒冷地での信頼性 | 液出し燃焼で火力安定 | マイクロレギュレーター搭載 |
重量の軽さ | 約195g | 約135gと超軽量 |
調理の安定性 | 大きめのクッカーにも対応 | イグナイター搭載で手軽に着火可能 |
このように、TrekMasterは火力・安定性重視の本格派、TriTrailは軽さと操作性を求めるミニマル派におすすめ。
どちらも優れた登山ストーブですが、使用環境や登山スタイルによって選び方は変わります。
重量・火力・安定性・収納性の違い
TrekMaster(ST-331)とTriTrail(ST-350)は、どちらもSOTOが展開する山岳用CB缶ストーブですが、細かな性能面では明確な違いがあります。
ここでは、登山で特に重視される4つの要素「重量」「火力」「安定性」「収納性」について比較してみましょう。
比較項目 | TrekMaster(ST-331) | TriTrail(ST-350) |
---|---|---|
重量 | 約195g | 約135g(軽量) |
火力(最大) | 3.0kW(CB TOUGH使用時) | 2.6kW(CB TOUGH使用時) |
安定性 | 分離型・低重心で抜群の安定感 | 一体型でやや不整地に弱い |
収納サイズ | ※450mlマグに収納可 | 90×70×105mmスリムな一体型でパッキングしやすい | 112×47×113mm
軽さ・シンプルさを求めるならTriTrail、安定性・火力重視ならTrekMaster。
どちらも登山用として優秀なモデルですが、山行スタイルに応じた選択がポイントになります。
使用シーン別のおすすめモデル
TrekMaster(ST-331)とTriTrail(ST-350)は、どちらも登山用として優れた性能を持つCB缶ストーブですが、「どんな山行スタイルに合うか」は大きく異なります。
使用シーン別におすすめモデルをまとめると、次のような使い分けが可能です。
使用シーン | おすすめモデル | 理由 |
---|---|---|
雪山・高山・厳冬期の登山 | TrekMaster(ST-331) | 液出し燃焼で寒冷地でも火力が安定。分離型で安定感も◎ |
岩場や傾斜地での調理 | TrekMaster(ST-331) | 低重心設計で不整地でも安心して使える |
軽量化・スピード重視の縦走登山 | TriTrail(ST-350) | 超軽量&コンパクトで携行性に優れ、素早く調理可能 |
日帰り登山・気温が高い時期 | TriTrail(ST-350) | 火力は十分、イグナイター搭載で手軽に扱える |
登山の目的やフィールドの特性に合わせて、最適なモデルを選ぶことが快適な山ごはんへの近道です。
どちらも完成度の高いストーブなので、使用環境に応じた使い分けができれば理想的です。
【まとめ】登山者はどちらを選ぶべきか?
TrekMaster(ST-331)とTriTrail(ST-350)は、いずれもSOTOが登山用途に特化して開発した信頼性の高いストーブです。
どちらが優れているというよりも、「自分の登山スタイルに合っているかどうか」が選択のポイントになります。
▼選び方の目安は以下の通り:
TrekMaster(ST-331)がおすすめな人
- 雪山・高山などの過酷な環境で使いたい
- 安定した火力と不整地での安定性を重視する
- ガスの信頼性を高めたい中・上級者


TriTrail(ST-350)がおすすめな人がおすすめな人
- 軽量化と携帯性を最優先にしたい
- 操作性の良さやワンタッチ着火を求める
- 初心者〜日帰り登山中心のユーザー


どちらを選んでも間違いではありませんが、山での「安心感」を求めるならTrekMaster、「軽快さ」を求めるならTriTrailがベストな選択になるはずです。



使い方や目的に応じて、ぜひ自分に合ったモデルを選んでみてください。
TrekMaster(SOTO/ST-331)はこんな人におすすめ!


ここまで紹介してきたように、TrekMaster(ST-331)は、軽さ・火力・信頼性を高次元で両立した登山用ストーブです。
特に「CB缶でありながら寒冷地や高地でも使える」点は大きな魅力。とはいえ、万人向けというよりは、ある程度目的や登山スタイルが明確な人にこそフィットするモデルです。
ここでは、TrekMasterがどんな人におすすめかを、具体的なシチュエーションに分けて解説します。
購入を検討している方は、ぜひ自分のスタイルと照らし合わせてみてください。
高山登山・雪山登山をする本格派ユーザー


TrekMaster(ST-331)は、液出し式の燃焼構造と安定した火力により、厳しい寒冷環境や高所でも安心して使えるストーブです。
イグナイター非搭載という潔い設計も、信頼性を重視する登山者にはむしろ好まれるポイント。安全性と性能のバランスを求める本格派に最適な1台です。
軽量装備でコスパも重視したい人


本体重量は約195gと軽量で、収納サイズもコンパクト。
加えて、燃料はコストパフォーマンスに優れたCB缶に対応しているため、燃料コストを抑えつつ本格的な山岳仕様に対応できます。
軽さ・実用性・経済性を兼ね備えたストーブを求める方にぴったりです。
CB缶で信頼性の高いバーナーを探している人


CB缶仕様のストーブは便利ですが、寒さに弱いという欠点がありました。
TrekMasterは液出し構造によりCB缶でも安定した燃焼を実現しており、特にCB TOUGH缶との相性は抜群。
「CB缶でも火力と信頼性を妥協したくない」という方にとって、安心して使える新しい選択肢になるはずです。
まとめ|SOTO TrekMaster ST-331で山ごはんをもっと楽しく!


TrekMaster ST-331は、CB缶ながら高地や寒冷地でも安定した火力を発揮できる、液出し式の本格ストーブです。
さらに、約195gという軽さや分離型ならではの安定感、そしてイグナイター非搭載による堅実な構造など、山岳使用に特化した設計が随所に見られます。
手軽さよりも、どんな状況でも確実に使える信頼性を重視したい登山者にとって、ST-331はまさに頼れる存在。
軽量性と実用性を両立した、CB缶ストーブの新しいスタンダードとして注目すべき1台です。



次の登山では、TrekMaster(ST-331)を携えて万全の山ごはん準備を!





最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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