【完全版】ユニフレーム フィールドラックの特徴やデメリット、注意点を徹底解説!
ユニフレームのフィールドラックは、初心者からベテランキャンパーまでおすすめできる万能ラックです。
天板を追加すればテーブルに、積み重ねればラックになり、作りたいレイアウトもフィールドラックがあれば思いのまま。
またコンパクトに収納できること、組み立て・収納がサッとできて素早く設営できること、作りが頑丈でタフさも持ち合わせているので使い勝手が非常に良いです。
キャンパーに愛されているキャンプギアの一つであるユニフレームのフィールドラックについて、情報満載でお伝えします。
- ユニフレーム フィールドラックの特徴・スペック・オプション品がわかる!
- ユニフレーム フィールドラックの使い方・組み立て方がわかる!
- ユニフレーム フィールドラックの残念な点・注意点がわかる!
では詳しく解説していきます。
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ユニフレーム フィールドラックの基本情報
ユニフレーム フィールドラックとは
ユニフレームは、信越ワークスのブランド名で「ユニークな炎(フレーム)を創造する」に由来するものです。
新越ワークスの新潟県燕市にあるアウトドアメーカーで、独自の商品を開発・提供しており、主な製品は「ファイアグリル」「ユニセラTG-Ⅲ」「焚き火テーブル」「フィールドラック」があります。
フィールドラックは、単に普通のラックではなく、脚(鉄の丸棒材)をしならせて固定するアイデアを取り入れ、ワンタッチで組み立て可能かつ頑丈な構造を両立させたユニークな商品です。
デメリットとしては、脚をしならせて固定するために、力が要ります。コツを掴めばサッと組み立てできるので、この手軽さはクセになります。
ユニフレーム フィールドラックのスペック
ユニフレーム フィールドラックのスペックとして、サイズ、材質、重さ、表面の質感を載せています。
ユニフレーム | |
---|---|
サイズ(使用時) | 幅600 × 奥行350 × 高さ230mm |
サイズ(収納時) | 幅600 × 奥行350 × 高さ10mm |
材質 | 鉄・カチオンメッキ |
重さ | 約1.7kg |
表面の質感 | つるつる |
収納時の厚さはなんと約1cm、コンパクトに収納可能です。材質はスチール(鉄)で表面処理にカチオン電着塗装が施されており、表面はつるつるした感じです。
重さは約1.7kg、材質がスチール(鉄)で頑丈に設計されているので、この程度の重さは仕方無いことだと思います。
片手で持ち運び可能な重さなので許容範囲です!
ユニフレーム フィールドラックの価格
ユニフレームのフィールドラックの価格は、4,500円(税込)です。(※2022年12月現時点の情報)
類似品メーカーの中国製のものと比較すると高いと感じます。日本製であるメリットや、安全面での配慮があるユニフレーム製のものを選ぶかは、ユーザー次第かと思います。
類似品である「HIBARI フィールドラック」は私が実際に買ってみて良かったと思える商品でした。興味がありましたら、レビュー記事を読んでみて下さい。
ユニフレーム フィールドラックの特徴
日本製で品質面は安心、組み立ては安全にできる
ユニフレーム フィールドラックは国内メーカーが手掛けており、製造も日本で行っています。最近中国製でも品質は良くなってきていますが、私の印象ではまだまだ日本製にはかなわないと考えています。
実際にユニフレームのフィールドラックは6本所有していますが、品質面は問題なく使用しています。
キャンプギアを地面の水・汚れから守れる
キャンプ場の地面は「芝生」「砂利」「土」「砂」のいずれかになり、芝生以外は地面に直置きすると汚れるので、撤収時に拭き取るなどひと手間かかってしまいます。
フィールドラックは組み立てると、脚から天板までの高さが23cmになり、ラックを使うと荷物を地面に直置きしないで済むので、お気に入りのギアが汚れる心配がありません。
また直置きすると虫などが登ってくる心配がありますが、フィールドラックを荷物置きにすればその点も安心です。
キャンプ道具は家の中にしまっておく方が多いと思います。汚れや虫たちを家の中に持ち込まないようにしたい方には、特にフィールドラックをおすすめします。
正直私は虫嫌いなので、フィールドラックは必需品です(笑)。
折り畳めばコンパクトにスッキリ収納
フィールドラックはコンパクトに折り畳めるのが大きな特徴で、1枚の収納時の厚み(脚から天面まで)は約2cmになります。
天面フレームの厚み自体は約1cmで、更に重ねていくとこの厚み分が増えて、4枚積み重ねると厚みは約5.7cmになります。
フィールドラック4枚分を収納バッグに入れた時のサイズは、横約60cm、縦約40cm、厚み約6.0cmです。
フィールドラックを4枚収納しても厚みが抑えれるので、隙間にスッキリ収納が可能です。車に積むときでもちょっとした隙間に積むことができますので、場所をとらないといったメリットがあります。
重ねて使用すれば多段ラックに
フィールドラックは積み重ねて使用できるように作られており、4段まで重ねると大容量の収納ラックに。
キャンプギアが整理整頓でき、どこにギアがあるのか一目瞭然になり、必要な時にサッと取り出すことができます。
4段まで重ねて使用する際は、別売りの「コンプレッションベルト1300」で固定しておけば安定です。
重たい荷物も置ける | クーラースタンドになる
耐荷重(正確にいうと分散耐荷重)は約30kgあるので、「クーラーボックス」「ウォータージャグ」など重たいものを載せることができます。
耐荷重は「分散耐荷重」ですので、集中的に荷重が加わるような使い方は変形する可能性があるので注意しましょう。
組み立て簡単で素早く設置ができる
組み立ては非常にシンプルで、脚を広げてツメを天面の固定部位に引っ掛けるだけなので、慣れれば数秒で組み立てができます。もちろん収納時も逆の作業をするだけ、素早く片付けができます。
組み立て方が分かり易いので、迷うことはないです。
コツさえ掴めば何も考えずにパパっと組み立て可能!
ユニフレーム フィールドラックのおすすめオプション品
ユニフレームのフィールドラックには、豊富なオプションが揃っています。 天板を追加すればギア置きやキッチンテーブルとして使用することができます。
フィールドラック トート | 収納バッグ
材質は「6号帆布」で丈夫な生地で作られています、フィールドラック出し入れ時に擦れても破けることはないです。また「パラフィン加工」が施されているので適度な撥水効果があるので安心です。
フィールドラックを4枚収納することができ、バックルでとめておくことができるので運搬時に飛び出すということもありません。
フィールドラック WOOD天板 | ギア置きテーブルに
材質は「シナベニヤ合板」で重さが約800gと軽いので、収納バッグからの出し入れ、セットするのが簡単にできます。
見た目は白っぽい感じで、木材ならではの温かみのあるイメージに仕上げることができます。
熱いものは直置きできないので、気を付けましょう。
フィールドラック ステンレス天板Ⅱ | キッチンテーブルに
材質は「ステンレス鋼」で耐熱性に優れていますので、バーナーや熱い鍋が直置きできます。また小物掛け付きなので、キッチンタオルやシェラカップなど掛けておけるので便利です。
キッチンテーブルとして使いたい場合にはステンレス天板を選択することをおすすめします。
フィールドラック メッシュBOX | 食材・食器置きに
フィールドラックの下部に、ベルクロで簡単取り付けが可能なメッシュ収納です。
食材や食器など衛生的に気になるものを入れておけば、外から虫が入ってこれないので安心です。
コンプレッションベルト1300 | ラック固定に
フィールドラックを2段~4段積み重ねた時に、このベルトで固定しておけば万が一の時でも安心です。
表面にはユニフレームのロゴをあしらった「リフレクター付き」なので、夜も安心です。
棚をちょっと移動したいときに、ベルトで連結しておけばそのまま移動可能なので便利ですよ。
【社外品】ソトソトデイズ コーナーエクステンション | 連結天板
フィールドラックの2台を直角に連結させることができるステンレス製天板です。
これでフィールドラックを拡張すれば、キッチン&テーブルとして十分なスペースが確保できます。いろいろなレイアウトを楽しみたい方におすすめです。
フィールドラック4台と天板4枚を連結させると、囲むテーブルとしても利用可能!
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ユニフレーム フィールドラックの使い方(組み立て方)
ユニフレーム フィールドラックの組み立て方
フィールドラックの組立方法は、いたってシンプル。脚を広げてツメを天面の固定部位に引っ掛けるだけ。
天板を追加してローテーブルとして使う
天板を追加すればフラットになりますので、物置きや調理ができるテーブルになります。
オプション品の天板は木製とステンレス製があり、調理メインで使うのであれば熱い鍋など直における「ステンレス製天板」がおすすめです。
重ねて(スタッキング)収納ラックとして使う
フィールドラックは最大4段まで積み重ねて(スタッキング)使用することが可能。4段もあれば大容量の収納ラックになり、お気に入りのギアを飾ったり、直ぐに取り出せて便利に使えます。
積み重ね(スタッキング)したときに固定するベルトは、コンプレッションベルトが販売されています。ベルトで固定しておけば連結できて安定しますので、併せて購入することをおすすめします。
その他荷物置きとして使う
耐荷重30kgまで荷物を載せれるので、重さを気にせずに載せれます。クーラーボックス、トランクカーゴ、シェルフコンテナ、ウォータージャグなど、荷物が増えてもフィールドラックがあれば置き場に困ることはありません。
ユニフレーム フィールドラックの残念な点・注意点
類似品と比較して値段設定が高い
キャンピングムーン、HIBARIといった類似品メーカーのものと比較すると、値段設定が高いです。
ユニフレーム特有のポイントは、「日本製で品質面は安心」「組み立ては安全にできる」という点です。
私は合計6本持っています、使っていて品質面は問題はありませんし、何より類似品メーカーのものより引っ掛ける部位が一つで安全に組み立てができます。
ユニフレームは国内メーカーということで応援したいですよね!
組み立てが固く、程度の握力とコツがいる
耐荷重を持たせるために、脚が直径6.0mm(鉄の丸棒材)で設計されており、この脚をしならせて固定する仕様なので、ある程度の握力が要ります。
何回か組み立てればコツを掴めるかと思います、キャンプの前に組み立てて練習しておきましょう。
枚数が多くなると、それなりに重たくなる
1枚では約1.7kgでそんなに重くは感じませんが、収納バッグに4枚入れると重さ約6.8kgとそれなりに重たくなります。
ここは頑丈さが売りのフィールドラックの宿命ですので、我慢できる範囲かと思います。
組み立て時に指を挟まないように注意
フィールドラックを組み立てる時の注意点になります。引っ掛ける部位に周辺に指を持ってこないこと、脚を両手でもって組み立て作業を行えば指を挟むことはないと考えます。
引っ掛ける部位が中央に一つだけあるのが特徴で、脚を持つ箇所と引っ掛ける部位が離れているので、指が挟まれにくい設計になっています。
熱い鍋など直接載せる時は塗装が傷む場合あり
熱い鍋など直置きする場合は、表面のカチオン電着塗装が傷む場合があるので、ステンレス天板を使用するようにしましょう。
フィールドラックの耐熱温度について問い合わせしたところ、新越ワークスから以下の回答がありました。
- フィールドラックですが、耐熱温度は何度まででしょうか?
熱い鍋など熱いものを直置きする使い方をしても大丈夫でしょうか? -
本製品には耐熱温度の設定がされておりませんので、熱い鍋などを乗せる際は「No.611661 フィールドラック ステンレス天板Ⅱ」のご使用を推奨しております。
※フィールドラックに直接乗せた場合、本体の材質は鉄なので強度に関しては問題ありませんが、表面のカチオン電着塗装が傷む場合がございますのでご注意ください。
まとめ | ユニフレーム フィールドラックは 日本製で安心品質、安全設計でおすすめ
ユニフレーム フィールドラックのメリット・デメリットをまとめます。
メリット | デメリット |
---|---|
日本製で品質面は安心、組み立ては安全にできる 枚数・天板を揃えればいろんな使い方ができる コンパクトに収納でき、場所をとらない 頑丈で重たい物が置ける | 類似品と比較して値段設定が高い 脚の組み立てに力がいる 枚数が多くなると、それなりに重たくなる |
デメリットはありますが、ユニフレームのフィールドラックはそれを上回るメリットがあると考えます。「ユニフレーム フィールドラック」は日本製で安心品質、安全設計でおすすめです。
以上となります。皆さんが良いキャンプライフを過ごせますように!
他メーカーのフィールドラックについて、下記記事で紹介しています、興味のある方は読んでみて下さい。
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